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反り腰でお腹が出て見えるとき|横から見る立ち姿の確かめ方と受診の目安

反り腰でお腹が出て見えるとき|横から見る立ち姿の確かめ方と受診の目安(しゃくじいホワイト整骨院)

反り腰でお腹が出て見える。体重はそれほど変わらないのに、横から写った自分の姿を見ると、下腹が前に出ている気がする。そんなお悩みはありませんか。この記事では、しゃくじいホワイト整骨院が、立ち姿の確かめ方と、日常で見直せることをまとめました。結論を先にお伝えすると、お腹が出て見えるのは姿勢のせいとは限りません。服のウエストがきつくなってきた、お腹が張るといった変化があるときは、反り腰のせいと決めつけず、先に医療機関でご相談ください。

先に確認してください。救急車(119番)や医療機関が先になるサイン

お腹の変化の陰に、検査が必要な病気が隠れていることがあります。当院は医療機関ではなく、その原因を調べることはできません。姿勢の話より先に、こちらをご確認ください。

ためらわず救急車(119番)を呼んでほしい症状

総務省消防庁のリーフレットでは、おとなの場合、次のような症状のときはすぐに119番をとされています(ここに挙げたのは一部です)。

  • 顔半分が動きにくい、または、しびれる
  • 笑うと口や顔の片方がゆがむ
  • ろれつがまわりにくく、うまく話せない
  • 見える範囲が狭くなる、突然、周りが二重に見える
  • 顔色が明らかに悪い
  • 突然の激しい頭痛
  • 突然の高熱
  • 支えなしで立てないぐらい急にふらつく
  • 突然の激しい腹痛
  • 激しい腹痛が持続する
  • 血を吐く
  • 便に血が混ざる、または、真っ黒い便が出る
  • 胸や背中の突然の激痛、痛む場所が移動する
  • 胸の中央が締め付けられるような、または圧迫されるような痛みが2~3分続く
  • 急な息切れ、呼吸困難
  • 突然のしびれ、突然、片方の腕や足に力が入らなくなる
  • 冷や汗を伴うような強い吐き気
  • 意識がない(返事がない)、またはおかしい(もうろうとしている)、ぐったりしている
  • けいれんが止まらない、けいれんが止まっても、意識がもどらない
  • そのほか、いつもと違う場合、様子がおかしい場合

医療機関へのご相談が先になる変化

  • 服のウエストがきつくなってきた、下腹部にしこりが触れる
  • お腹が張って苦しい、下腹部が痛い、トイレが近くなった(突然の激しい腹痛、激しい腹痛が続くときは、上の119番の目安をご確認ください)
  • お通じが変わった(便秘が続くなど)、足がむくむ
  • 食欲がなくなった、体重が増えていないのにお腹だけが大きくなってきた
  • 月経の出血量が多くなった、月経痛が強くなった、月経以外の出血がある(更年期や閉経後の不正な出血も含みます)
  • 妊娠の可能性がある

上のような変化があるときは、婦人科・産婦人科や内科などの医療機関へご相談ください。これらに当てはまるからといって、特定の病気があるという意味ではありません。どの病気かを判断するのは医師です。また、目安に当てはまらないからといって、病気がないという意味でもありません。お腹の出方が気になり続けるとき、見直しても変わらないとき、判断に迷うときは、医療機関でご相談ください。

国立がん研究センターがん情報サービスは、「卵巣がん・卵管がん・腹膜がんは、初期の段階ではほとんど自覚症状がありません。服のウエストがきつくなる、下腹部にしこりが触れる、食欲がなくなったなどの症状をきっかけに受診し、卵巣がん・卵管がん・腹膜がんであることがわかる場合もあります。また、がんが大きくなると、膀胱や直腸を圧迫することにより、頻尿や便秘が起きたり、足がむくんだりすることもあります」と説明しています。

日本産科婦人科学会も、卵巣腫瘍が大きくなったり、お腹に水(腹水)がたまったりすると、お腹が張って苦しい、下腹部が痛い、尿意が近くなるといった症状が出てくるとしています。子宮筋腫(子宮にできる良性の腫瘍で、がんではありません)についても同学会は、主な症状として月経の出血量が異常に多い過多月経、月経痛を挙げ、ほかに月経以外の異常子宮出血や腰痛、頻尿などの症状があるとしています。

同学会は、卵巣腫瘍が破裂したり、ねじれたりすると突然激しい腹痛に襲われ、このような場合は直ちに産婦人科を受診するよう案内しています。突然の激しい腹痛、激しい腹痛が続くときは、上の119番の目安をご確認ください。

腰の痛みやしびれもあるとき

日本整形外科学会は、安静にしていても痛みが軽くならない、しだいに悪化する、発熱している、下肢がしびれたり力が入らない、尿漏れがするなどの症状をともなう場合は、放置したり自分で管理したりせず、すみやかに整形外科を受診するようお願いしています。腰を後ろに反らすと痛みが強くなる方も、自己流の体操より先に、整形外科などの医療機関でご相談ください。突然しびれたとき、突然片方の腕や足に力が入らなくなったとき、胸や背中が突然激しく痛み出したとき、痛む場所が移動するとき、突然の高熱のときは、上の119番の目安をご確認ください。

妊娠中の方、出産後まもない方

日本産科婦人科学会は、妊娠高血圧症候群について「とくに、これまで経験したことがないような頭痛や、ろれつが回りにくい、手足が動きにくい、ふだんと違う胃の痛みや吐き気を自覚したら、すぐに産婦人科へ連絡してください」と案内しています。同じページで同学会は、むくみや頭痛、めまい、目が見えにくいといった症状にも要注意としています。また、妊娠高血圧症候群の高血圧は出産後に改善することがほとんどですが、なかなか軽快しない方もいるとしています。

妊娠中の方だけでなく、出産後まもない方も、これまで経験したことがないような頭痛、手足が動きにくい、目が見えにくい、ふだんと違う胃の痛みや吐き気などがあるときは、すぐに通院先の産婦人科や出産した医療機関へご連絡ください。お腹や体調のことで気になる変化があるときも、姿勢のせいと決めつけず、ご連絡ください。突然の激しい頭痛、けいれん、ろれつがまわりにくい、見える範囲が狭くなる、片方の腕や足に力が入らないなど、上の119番の目安に当てはまるときは、ためらわず救急車(119番)を呼んでください。

救急車を呼ぶか迷うとき

救急車を呼ぶか迷うとき、夜間や休日にどこを受診すればよいか分からないときは、東京消防庁救急相談センター(#7119・24時間365日)に相談できます(自動音声のあと「2」を押すと救急相談、「1」を押すと医療機関の案内につながります。番号を押さずに待つと「1」につながります。#7119のほか、03-3212-2323からもつながります)。東京都以外にお住まいの方は、お住まいの都道府県や市町村の救急相談窓口をご確認ください。

反り腰とは?お腹が出て見えることとの関係

反り腰とは、骨盤が前に傾き、腰が強く反った立ち姿勢のことで、病名ではなく、姿勢のクセを表す言い方です。腰が強く反っていると、お腹まわりが前に押し出されたように見えることはありますが、それがお腹の出方にどのくらい関わるのかを示す公的な資料は、当院では確認できていません。

そもそも腰の骨には、もともとゆるやかな反りがあります。厚生労働省の「職場における腰痛予防対策指針及び解説」は、作業時の姿勢について、猫背の姿勢ではなく「腰椎の生理的な前弯(最大に腰椎を反った状態から少し戻し前弯が残っている状態)」を保つことを挙げています。作業時の話ではありますが、腰に反りがあること自体が悪いとは言い切れません。どこからが反り腰か、はっきりした線を自分で引くことはできません。

お腹まわりが大きくなる理由には、脂肪のつき方もあります。厚生労働省の健康づくりサポートネットの用語解説は、ウエスト周囲径を「へその高さで測る胴回りの長さ。内臓脂肪の蓄積の目安とされ、メタボリックシンドロームを診断する指標のひとつ」と説明し、「健診における腹囲を意味します」としています。お腹まわりの大きさには姿勢のほかに脂肪のつき方も関わるため、見た目の悩みが同じでも、見直す先は人によって違います。

自分のお腹の見え方を確かめる3つの見方

次の3つを見ると、ご自身の状態を整理しやすくなります。結果で反り腰かどうかを決めるものではなく、どこに相談するかを考える手がかりです。

横から撮った写真を見る

正面の鏡では、腰の反り方は分かりにくいものです。ふだんどおりに立ち、ご家族に真横から全身を撮ってもらいましょう。腰の反り、お尻の位置、お腹の出方を見比べます。良い姿勢を意識して胸を張ると、ふだんの立ち姿とは変わってしまいます。写真だけで反り腰かどうかを決めつけないでください。

お腹の変化を振り返る

いつごろから気になり始めたのか、体重、健診の腹囲、服のウエストがどう変わってきたかを振り返ります。変化がゆっくりか、最近急に変わったかも大切な手がかりです。急に変わった、体重が増えていないのにお腹だけが大きくなってきたというときは、姿勢の見直しより先に医療機関でご相談ください。

張りや痛みがあるかを確かめる

見た目だけが気になるのか、張り、痛み、しこり、月経やお通じの変化などがあるのかを分けて考えます。見た目以外の変化があるときは、冒頭の目安に戻ってご確認ください。

気になること まず相談するところ
上の119番の目安に当てはまる 救急車(119番)
お腹の張りや痛み、しこり、服のウエストがきつい、月経の変化などがある 婦人科・産婦人科や内科などの医療機関
腰の痛みやしびれもある 冒頭の「腰の痛みやしびれもあるとき」を確かめたうえで、整形外科などの医療機関
体重や健診の腹囲が増えてきた かかりつけ医や、健診を受けた医療機関など
上の変化はなく、立ち姿のクセが気になる 下の見直しを試す。姿勢のご相談は当院でも承ります(気になり続けるときは医療機関へ)

今日から見直せる立ち方と過ごし方

冒頭の目安に当てはまらず、立ち姿のクセが気になる方が試せることです。お腹が引っ込むことをお約束するものではなく、腰に負担をかけにくい過ごし方を考えるためのものです。妊娠中の方、出産後まもない方は、運動を始める前や台を使う前に、通院先の産婦人科や出産した医療機関の指示をご確認ください。

胸を張りすぎず、肩と腰の力を抜いて立つ

良い姿勢を意識すると、胸を張って腰を反らせてしまうことがあります。腰に力を入れて反らせるのではなく、肩と腰の力を抜いて、両足に体重をのせて立つことを意識してみてください。いつも同じ側の脚に寄りかかっていないかも、ときどき確かめてみてください。

長く立つときは片足を台に乗せる

厚生労働省の指針は、同じ姿勢を長時間取らないようにすることを挙げ、長時間の立ち作業では、片足を乗せておける足台を利用する方法を示しています。職場向けの内容ですが、台所に立つときなどに、低い台を置いて片足ずつ乗せ替えるのも、同じ姿勢を続けないための工夫の一つです。滑らない、安定した台を選んでください。

たくさん動く日の靴を選ぶ

同じ指針は、靴は足に合ったものを使い、腰に著しい負担のかかる作業ではハイヒールやサンダルを使わないこととしています。こちらも作業時の話ですが、たくさん歩く日や重い荷物を持つ日は、足に合った靴を選んでみてください。

いきなり強い運動を始めず、体を動かす習慣から

お腹が気になると、つい強い運動から始めたくなるかもしれません。日本整形外科学会は、腰痛については腰の支持性を高めるための運動や体操を続けるとよいとしたうえで、個々の状態に応じた体操や運動のプログラムは整形外科で相談するようすすめています。日本理学療法士協会の冊子「理学療法ハンドブック シリーズ3 腰痛」は、腰痛のある方に向けて、背中や腰の筋肉は鍛えることよりも、過剰に力をいれないように、まず筋肉を緩めることが大事としています。同じ冊子は、全身運動としてウォーキングを紹介しています。腰の痛みがある方は、運動の内容を先に整形外科でご相談ください。やってみて痛みが増すときは、すぐに中止し、医療機関にご相談ください。

反り腰とお腹について、当院が考えていること

しゃくじいホワイト整骨院は姿勢の改善に力を入れている整骨院ですが、お腹が出て見える原因を調べることはできません。腰の骨の並びや、お腹の中の状態は、医療機関の検査でなければ分かりません。姿勢を見直すことで、お腹が引っ込む・体型が変わるとお約束するものではありません。

そのうえで、冒頭の目安に当てはまらず、立ち姿のクセを知りたいという方には、横から見た立ち姿や骨盤の傾き、重心のかけ方を確かめ、負担をかけにくい立ち方をご一緒に考えていきます。ご相談の内容は反り腰・骨盤の傾きのご案内ページにまとめています。同じページで、InBody(体の組成を測る機器)での計測と姿勢の確認を行うボディチェックもご案内しています。ボディチェックで分かるのは外から見た姿勢と体の組成で、腰の骨の並びや、病気があるかどうかは分かりません。出産後の骨盤まわりのことは、産後の骨盤矯正のご案内ページをご覧ください。頭の位置が気になる方は、壁で分かること・分からないことをまとめた記事もあわせてお読みください。

なお、健康保険の対象になる場合があるのは、いつ・どこで・どうして痛めたかがはっきりしている急性・亜急性の外傷(骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷)だけです(骨折・脱臼については、応急手当の場合を除き医師の同意が必要です)。反り腰や骨盤の傾きなど、姿勢の見直しを目的としたご相談は、保険の対象外(自費施術)となります。料金は施術内容・料金ページをご覧ください。

当院は西武池袋線 石神井公園駅 南口から徒歩2分、年中無休で、平日は20時30分まで受け付けています。

この記事は、日本産科婦人科学会「卵巣の腫瘍とがん」「子宮筋腫」「子宮体がん」「妊娠高血圧症候群」、日本整形外科学会「腰痛」、日本理学療法士協会「理学療法ハンドブック シリーズ3 腰痛 第2版」の各ページ・資料、厚生労働省「職場における腰痛予防対策指針及び解説」、総務省消防庁「救急車を上手に使いましょう」(令和7年10月発行)、東京消防庁「救急相談センター」をもとに、しゃくじいホワイト整骨院が要約・編集して作成したものです。出典:「卵巣がん・卵管がん・腹膜がん」(国立がん研究センターがん情報サービス)、「ウエスト周囲径」(厚生労働省健康づくりサポートネット、執筆者:有屋田健一)。この2つの内容は、本文の鉤括弧内に原文のまま引用しています。

立ち姿のクセを確かめてみたい方へ

反り腰や骨盤の傾きなど、ふだんの姿勢が気になる方は、お気軽にご相談ください。上でご紹介した目安に当てはまる方は、救急車(119番)や医療機関でのご相談を先にしてください。お話をうかがったうえで、医療機関でのご相談をおすすめすることもあります。

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